BIG MAMA。 なーんて言うと皆最初に何て思ったのだろう。
アングラーの間で巨大マゴチの事をこういう風に呼び
狙っても簡単に釣れるという事はない夢の魚。
ここゴールドコーストではマゴチ天国といってもいいほど
運河や外洋と広範囲で生息。
その中でBIG MAMAを釣るのは至難の業。
たいていの場合、大型の前に50cm前後のコチが釣れてしまうので、
BIG MAMAが先に食ってくることはなかなかないからです。
久々にマゴチ狙いで、BIG MAMA に遭遇出来たらなと思いエレキを操作。
最初のポイントではアベレージサイズのコチが4、5匹
NORTH CRAFT AIR OGRE 70 SSP, BMC 100F
で釣れたとこでポイント移動。
次のポイントに入り、エレキで移動しながらキャストを続けた。
それから数十投........
同船者の板橋さんの竿が根掛りの如く鬼じなり。
最初は誰もが根掛りと思ったところ..........
数秒後に
ジジジーーーーッッッジジーーーーーッッジジジーーーーーーーッッッ!!!!
それはまさにBIGMAMAの引き、
さすがの板橋さんもかなりのライトタックルなので軽く混乱気味。
僕は竿のしなりを見て楽しみながら
エレキの操作,アドバイスに集中。
さすがのBIGMAMA、ビッグランの後の休憩が長く、
底に張り付き、浮き上がってこない。
最初から長期戦になるのは分かってたが
まさかここまでかかるとは......
ファイト時間10分経過し、リーダーの傷みが気になり始める。
そして15分が過ぎようやくBIGMAMAも疲れたか、水面に浮き始めた。
だが.....
ここからが本当の勝負。
大物を釣ったことのある人はよく経験してると思うが
魚が船体を見てからのラストラン!!!
俗に言う死に物狂いで走ったり、頭を振る。
案の定、一度浮いてきたモンスター級のFLATHEAD
やはり顔を見せたとたんに猛烈に走った!!!
またもやドラグ音がボートに鳴り響く。
ここで焦らず時間をかけて獲る事が勝利への道。
そこから数分後、さすがに疲れきったBIGMAMAも
巨大な網に包まれネットイン。
同船者全員で大物を獲った喜びを
力強い握手やハイタッチで分かち合った。
これが長いことファイトしたBIGMAMAの正体。
念願の BIGMAMA 捕獲!!!
サイズは聞いてビックリのメーターオーバークラス!!!!
僕の釣ったBIG MAMAより遥かに大きいサイズを釣りあげました。
(こういう時に限ってブラグマットがボートにないんですよね↓↓↓)
人の顔以上にでかいワニサイズのコチ。
強烈にしびれました!!!
オーストラリアクイーンズランド州では75cm以上はリリースと義務付けられてて
写真を撮った後、直ぐに水の中へ。
魚が泳げる状態まで戻り、即リリース。
ちなみにこの時のラインシステムを聞いてビックリ。
メインライン6lb のリーダー12lb。
素晴らしい限りです。